Sunday, November 15, 2009

言語と発音

4年以上アメリカにいても、言葉はやっぱりまだ障害だなって感じる。
全く話せない聞けない状態からのスタートだったわりには自分なりにはよくやってると思うし、日本人特有のなまりもあまりないし、周りもゆきが留学生だということ知らない人たくさんいる。

それでも語彙力は不十分だし、LとRの発音は未だに聞き分けられないし、言えないし、カバって言えないし(ちなみにカバ=ヒッポポタマス)、文法めちゃくちゃだし、恐竜たちの名前はもう発音するの諦めたし。。

一般的な日本人が持つ “LとRの発音が言えない問題” はゆきだけが抱えている問題ではないんだけど、(サウスパークでもバカにされてるくらいw)自分でも気をつけてるつもりなのに、ふとしたときに言えない。特にスペルが分からないとき。“ライリー”とか“クレラ”って名前とかも(カタカナで書くと簡単なのに)、初めて聞いたときどっちがLでどっちがRなのかわからなかったり。ちなみに間違って発音して4歳児に直してもらった。笑。分かっていても意外と難しいのは“ローラ”って名前の発音。いろんなスペルがあるけど、"Laura"が一番難しい。気がする。日本語表記だと簡単なのにね。

この問題を友達に打ち明けたら「なんで?ブラック(L)とレゲエ(R)の発音は完璧なのに。」ってバカにされた。ちーん。

問題なのは、日本にいたとき、Rの発音は日本語にはないから難しくて、Rを言うときには舌を巻くって習うと思うんだけど、
意外と日本人ができてない発音はLだったりすると思う。
Lを発音するときは舌を歯と歯の間にはさんで発音するため、日本語ではまずしない“舌を人様に見せつける”っていう行動を伴う。

日本語は基本的にはすべて口の中での動きだけで発音できるけど、英語はL、F、TH、V、などの発音をする際に口の外での動きを要求されるから、日本人には慣れてなくて難しいんだと思う。

そしてさらにここ一年間ゆきに追い打ちをかけるように起こっている問題は、
話し言葉ではOKだけど、クラシックの歌を歌うときにはまた違う発音の仕方をしないといけなくて、Rの発音のときには舌を巻いてはいけないし、ひとつひとつの単語を気持ち悪いくらいしっかり発音しないといけない。その一方でジャズボーカルはまた違うテクニークを必要とされて、ひとつひとつの単語を発音したらダメだし、Aの発音はAじゃなくてAhだったりするし、もう今まで痛いほど言われてきた発音の基本があべこべ状態で、さらに発音は奥が深いなと。。。

さらにさらに追い打ちをかけてるのは、暗記しないといけない英語の6曲に加えて、全く暗記できないドイツ語とイタリア語の曲。。果たしてあと3週間で暗記できるんだろうか。。撃沈。

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